About Elvis Presley of KAPPAR FIELD

と、言うのもエルヴィスが大ブレイクした１９５４年はまだ、
日本にはアメリカなどの外国の情報がそれほど入ってこなかったんです。

そして、日本でもテレビが発達し、外国情報がやっと入って来だしたころにビートルズがやってきたんです。

別にエルヴィスの肩をもってビートルズを下げるつもりはまったくないんですが、
ビートルズもエルヴィスに憧れて音楽を始めたってことは知っていてください。

「かっこいい」というのはみんなが憧れる対象です。

あのビートルズもエルヴィスのもみ上げを真似しているし（僕も！）、
リーゼントは横浜ベイスターズの三浦投手が真似してる。

マツケンサンバのキンキラ着物もエルヴィスのゴールドスーツのパロディなんじゃないかな？

またエルヴィスはロックシンガーでデビューした１９50年代と、
映画俳優として働きまくった1960年代と
円熟味を増した感動的な歌をうたいまくった1970年代と3つの時代では
ルックスがそれぞれ違っていて、またそれぞれにかっこいい。

だから普通にかっこいい人の3人分かっこいいのだ。

どんなジャンルも歌いこなし、レコーディングではみんなが「完璧だ。」
と評価しても自分が納得できるまで繰り返し歌い続けるという凝りよう。

まさにプロ。

歌う歌にはすべて工夫を凝らし、ハートがこもっているから、
英語のわからない僕でも感動させられちゃう。

世界で一番レコード（CD)を売り上げている人だというのが納得できる。

亡くなって30年たった今でも何十億円という印税所得がある。

僕もCDを買いまくっています。

だって正式に発表されている曲だけでも800曲近くあるんですもん。

気前がいい。（自分の好きな人にはポンポンとキャデラックをプレゼントする。）

テレビを3台並べてフットボールの試合を同時に見る。（集中できるのかっ？）

テレビに嫌いなやつが映ったらピストルでブラウン管を撃った。

遊園地や映画館を夜中に貸しきって遊びまくる。

他にも牧場や自家用飛行機を持ってたり、
今聞く金持ちの人がやっちゃうことのすべてをエルヴィスはやっちゃってる。

住んでいた家・グレイスランドは博物館になっていてたくさんの人が訪れている。

実際アメリカでエルヴィスが好きだというと「グレイスランドへ行ったか？」とか
「私は3回行ったわよ。」なんて自慢されたりする。

マイケルジャクソンもネバーランドなんて名づけて家に遊園地を作ったりして
エルヴィスに近づきたかったのかな？

僕がこれだけ好きだって言うんだから「ちょっとどんなものか見てみるか？」
と思った方は映画なら「ラスベガス万歳」　とにかくハッピーなミュージカル。

カワイコちゃんもたくさん出てます。

４０年前に作られた作品ですから、いい感じにレトロな雰囲気が出ているし、
結構ポップなんです。楽しめます。

もしくは「エルヴィス・オン・ステージ」　ラスベガスでのショーのドキュメンタリー。
ぼくはこれではまりました。

エルヴィスが客席に下りたときの混乱ぶり、
警備の手薄さ、熱狂ぶりがすさまじいです。

エルヴィスの歌に対する真摯な姿勢にスタッフへの優しさに感動します。

歌がいいんです。是非、どうぞ。